ON YOUR MARK (スタジオジブリ「ショートショート」)から思う事
スタジオジブリ作品の「風の谷のナウシカ」に続き、放射能汚染された世界をテーマに描かれた7分弱ほどの短編作品「ON YOUR MARK」が入っているDVD「ショートショート」を久しぶりに開けて観ました。
子供がDVDを観たがったので奥の方から引っ張り出してきたものでしたが、買った当時(2005年)は味わう事の無かった風景が今は現実になってしまったという、何とも胸を締め付けられる思いで何度も見てしまいました。
以下引用
↓
(1995.8)『月刊アニメージュ1995年9月号での宮崎駿のOn Your Markインタビュー』
宮崎駿『地上には放射能があふれていて、もう人間は住めなくなっている。
でも緑はあふれていて、ちょうどチェルノブイリの周囲がそうだったようにね。自然のサンクチュアリ(聖地)と、化している。で、人間は地下に都市を作って住んでいる。実際はそんな風には住めなくて、地上で病気になりながら住むことになるとは思いますが。』
『いわゆる世紀末の後の話。放射能があふれ、病気が蔓延した世界。実際、そういう時代が来るんじゃないかと、僕は思っていますが。そこで生きるとはどういうことかを考えながら、作りました。』
宮崎駿『地上には放射能があふれていて、もう人間は住めなくなっている。
でも緑はあふれていて、ちょうどチェルノブイリの周囲がそうだったようにね。自然のサンクチュアリ(聖地)と、化している。で、人間は地下に都市を作って住んでいる。実際はそんな風には住めなくて、地上で病気になりながら住むことになるとは思いますが。』
『いわゆる世紀末の後の話。放射能があふれ、病気が蔓延した世界。実際、そういう時代が来るんじゃないかと、僕は思っていますが。そこで生きるとはどういうことかを考えながら、作りました。』
実際、原発事故から6年目に入り病気が蔓延してきていますから、今後の遺伝子的な自然淘汰(原発事故は人為淘汰?)が将来的にどうなるのか、子供たちの事を思うと現世代の行動が重要になってくると考えると、恐ろしくもあり、諦めもあり、、しかしどうやっても生き残って行くしかないのだと思います。
帰るところは一つですが、そこへ行くまでの道は幾つもあるのですからね。
やはり諦めてはいけないのだと思わせてくれる作品です。
2005年当時は、バブル崩壊後、地下鉄サリン事件が起き、新興宗教によって終末論が喧伝されていた時期でした。
時代を振り返っても、皆苦しみや痛みを抱えながらも活路を開きながら生きていたんだな~と、その信念と膨大なエネルギーに敬服の念を抱かずにはいられません。
2016年7月7日(木)~9月11日(日)六本木ヒルズで「ジブリの大博覧会」 が開催されるそうですよ!
なんだかそろそろ宮崎駿さんの顔が見たくなってきました。。
小学生の頃からの長年のナウシカファンですが、監督にお会いしたことがないので一度お会いして握手してもらいたい・・と妄想するアラフォーママでした^^
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