加曽利貝塚博物館へ行ってきました①
千葉市は全国一貝塚が多く、貝に混じって縄文土器・石器・動物・魚や人骨なども出土しており、日本最大級の縄文貝塚「加曽利貝塚」があると地元ベイFMで知り、ただのゴミ捨て場ではない生の姿を見るべく、加曽利貝塚博物館 へ行ってきました。
子供には1万年前の人の生活を見に行こう!と話しましたらノリノリでした^^
初めて来る貝塚。
先ずは貝塚の断面を見ようと、博物館の方向ではなく脇道を進んでいきました。
のっぱらが広がっていて、子供が遊ぶ公園では味わえない雰囲気。
貝層断面観覧施設。
お馴染みのイボコイサゴやハマグリなど、沢山食べていたんですね~
縄文時代は現代より海水面が上だったようです。
外に出て博物館に向かっている遊歩道。ここは良い場所ですね。
クヌギやケヤキが豊富にあり、実や葉が沢山落ちていました。
昔、実家の前に立派なケヤキの木が生えていて綺麗でお気に入りだったのですが、バイパス道路が出来た時に切られてしまって、子供心に残念に思っていたのを(今もですが)。。
久々に思い出しました。
キノコがニョキニョキ
いろんなキノコがニョキニョキしていました。
復元住居が3棟。
柴を焚いている薫りと人の声にひかれて、住居侵入!
ボランティアの方でしょうか。
貝塚を研究されているようで、質問に詳しく答えていただきました。
住居は葦と木材で作られていますが、復元なので材料は適当だそうで、縄文時代はまだ孟宗竹や真竹は入ってきておらず、細い竹は生えており使われていたそうです。
木を組む”縄”を作るのも大変な作業ですので植物の蔓を使ったとか、木の皮を使っていたたようです。
木を切り倒すのも、まだ石の斧を使っていたので7~800回木を打って倒していたそうです。
しかし、相当縄文人は頭が良かったらしく、生きていくための生活の知恵が凄かったとお話しされていました。
現代ではニラと間違えて水仙を食し、残念ながら亡くなられてしまった方もいらっしゃいますが、そういった”毒”を無毒化する方法を知っていたそうです。
10000年続く縄文時代ですからね。相当なものですよ。
縄文式土器独特の縄の跡も、現代の私達では再現出来ない模様を作っていたようです。
いろんなモノを犠牲にしながら便利な現代を生きる私達に、最も必要な知恵が詰まっている気がします。
とても興味が湧きます。
葦とすのこを使った椅子が用意されていて、この住居は格子からは風が気持ちよく通ってきて快適でした。
しかしこの格子があったかどうかは不明だそうです。
寝るときは、草や布をひいたりして寝ていたとか、鳥のように座ったまま寝ていたという説
もあり、足の骨が擦り減っているのが残されているそうです。
この日は素敵な記念撮影もできました^^
つづきはまた次回。。
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